廃棄物発電の仕組みをご存じですか?未来の電力エネルギーを知ろう!

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福島第一原子力発電所の事故以来、原子力発電所に依存してきた日本のエネルギー戦略は、大きな転換を迫られています。こうした流れの中で注目されているのが廃棄物発電です。要するにゴミを燃やした発電のこと。将来のエネルギーの一翼を担う発電といわれるほど、大きな可能性を秘めているといわれます。ぜひとも、この機会に知っていただきたいものです。

  1. 廃棄物発電とは
  2. 廃棄物発電の仕組みと特徴
  3. 廃棄物発電の現状
  4. 廃棄物発電のメリット・デメリット
  5. まとめ

1.廃棄物発電とは

廃棄物発電とは、文字どおり廃棄物をエネルギー源とした発電のことです。ゴミ発電とも呼ばれます。もともと廃棄されるゴミをエネルギーとするので、不要なものを有効利用する合理的な発電といえるでしょう。
特に、生物資源廃棄物をエネルギーとした発電は、バイオマス発電といわれます。利用するのは食品廃棄物や下水汚泥など。再生可能なエネルギーであり、わが国では、太陽光、風力、地熱発電などともに、化石燃料に代わる「新エネルギー」として導入拡大を図っています。
バイオマス発電は、2012年から始まった「固定価格買取制度」の対象にもなっている発電です。発電電力量は、2013年度は176億kWhでした。国の長期エネルギー需給見通しによると、2030年には約3倍の394億kWh~490億kWhを見込んでいます。すべての発電電力量の3.7%~4.6%程度に相当する発電量です。
廃棄物発電は、新エネルギーの中でも、太陽光発電や風力発電、地熱発電に比べると、一般的な認知度は低いでしょう。でも、可能性を秘めた発電方式です。

発電所や変電所、さらに工場などの受電設備や配線など、電気設備の保安監督をする際に必要な資格に、電気主任技術者があります。とても大切な仕事で、社会的な評価が高い資格です。第1種から第3種までの3種類があります。
電気設備を設けている事業主は、工事・保守や運用などの保安の監督者として、電気主任技術者を選任しなければなりません。法令で義務づけられているからです。まず、電験3種(第3種電気主任技術者試験)をめざしている方は、廃棄物発電の仕組みも、知っておく必要があります。

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