電気事故の報告はどのようにすればいい? 報告先や方法を解説します。

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

電気事故とは、電気機器や電気設備の故障や不良、さらに誤った使い方などによって発生する事故の総称です。電気を使っている場所すべてで発生する可能性があります。特に、高電圧の電機を使用する事業用電気工作物(自家用電気工作物)で電気事故が発生すると、周辺の電気設備に影響を与えたり、事故を起こした人が死亡したりすることも珍しくありません。そのため、電気事業法によって電気事業者や自家用電気工作物を設置している施設の所有者は、電気事故が起きた場合に報告義務が定められています。
今回は、電気事故の報告義務について解説しましょう。

  1. 電気事故とは何か?
  2. 電気事故の原因と対策
  3. 電気事故の報告について
  4. 電気事故報告に対するよくある質問

この記事を読めば、電気事故の報告方法だけでなく対策方法などもよくわかりますよ。電気関係の仕事に就いている方や、電気関係の資格取得を考えている方は、ぜひ読んでみてくださいね。


1.電気事故とは何か?

電気事故とは、前述のとおり電気機器や電気設備の故障や不良、さらに間違った使い方を原因とする事故のことです。漏電事故や感電事故の他、電気火災・過負荷による加熱・電気工作物の破壊などがあります。高電圧の電気を使用する事業用電気工作物が電気事故を起こした場合、周辺の電気機器にも影響を与えることがあるでしょう。また、発電所で発電支障事故が発生すれば、大規模停電などが起こり、多くの場所に影響が出ます。
そのため、発電所や変電所をはじめとする事業用電気工作物を設置している場所では、電気主任技術者による定期点検など、電気工作物を安全に使用する規制が定められているのです。
なお、自然災害や交通事故などが原因で電気工作物が破壊された場合は電気事故になりますが、落雷による感電事故は電気事故に含まれません。

12