電気技術者・電気主任技術者の仕事内容・資格の取得方法が知りたい!

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電気技術者は、ビルや工場の電圧電気設備の保安監督を務める大切な仕事を行います。私たちの生活に必要不可欠な電気は、設備を通してオフィスや工場・家庭へと送り届けているのです。その設備がきちんと稼働していなければ、電気を使用することができません。電気主任技術者の仕事はやりがいがあり、国家資格でもあるので社会的ニーズがあるのです。では、一体どのような仕事をしているのでしょうか。本記事では、電気技術者の基礎知識や電気主任技術者の仕事内容・資格試験・勉強法などについて説明します。

  1. 電気技術者の基礎知識
  2. 電気主任技術者の仕事内容について
  3. 電気主任技術者の資格について
  4. 電気主任技術者になるには
  5. 電気主任技術者の勉強法について
  6. 電気技術者に関してよくある質問

この記事を読むことで、電気主任技術者の仕事内容や資格などについて詳しく知ることができます。就職・転職や資格取得を考えている方はぜひチェックしてください。


1.電気技術者の基礎知識

仕事内容について知る前に、電気技術者の基礎知識を深めることが大切です。一体、どのような者なのでしょうか。

1-1.電気主任技術者について

電気技術者といえば「電気主任技術者」のことで、電気設備がある場所では必要不可欠な存在です。発電所や変電所・工場・ビル・商業施設などの受電設備や配線など、電気設備の保安監督を行う者を指しています。電気主任技術者は、国家資格のひとつで、試験に合格しなければ取得できません。

1-2.制度について

電気事業法43条1項において、「事業用電気工作物を設置する者は、事業用電気工作物の工事・維持および運用にかんする保安の監督をさせるため、有資格者から主任技術者を選任しなければならない」と定められています。電気主任技術者は、保安制度が定められており、電気工作物の設置者が選任しなければなりません。

1-3.役割・業務について

電気工作物は、工事中や操作ミス・劣化・保安点検不足によって事故が発生する可能性があります。特に、事業用電気工作物は、発電所や変電所・工場など大規模な施設に設置されていることが多く、取り扱いや保安管理・点検をきちんと行わなければなりません。電気主任技術者が、保安規定に基づき、事業用電気工作物の工事・維持および運用にかんする監督を行うからこそ、安心・安全に稼働できます。

1-4.区分・種類について

電気主任技術者の資格は、取り扱うことができる電圧によって第1種・第2種・第3種の3つに分けることができます。それぞれ取り扱える電圧は、以下のとおりです。

  • 第1種:すべての事業用電気工作物
  • 第2種:電圧が17万ボルト未満の事業用電気工作物
  • 第3種:電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5千キロワット以上の発電所をのぞく)

1-5.必要性・選任義務

電気事業法の保安規定によると、電力会社などが事業用電気工作物を設置する場合は、保安監督を行う主任技術者を選任しなければならないと定められています。原則、一般家庭以外で電気を使用するところに、電気主任技術者が必要です。電力会社をはじめ、不特定多数の人が出入りする商業施設や店舗・工場・発電所や変電所などが、電気主任技術者の選任を必要とする施設になるでしょう。