電験の法規を詳しく知りたい人へ! 電験三種の学習法・試験のコツは?

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電験(電気主任技術者)は、電気保安に関するエキスパートです。初心者が挑戦しやすい電験三種では、試験科目の中でも法規の攻略が合格へのカギとなるでしょう。合格を確実にするためにも、しっかり学んで試験当日に備えたいものですよね。しかし、どんな学習法を行うべきか・試験のコツはなにかなど、よく知らないことも多いでしょう。そこで、今回は、電験の法規について詳しく解説します。

  1. 電験の法規について
  2. 電験の法規のポイント
  3. 電験の法規の学習法
  4. 電験の法規に関するよくある質問

この記事を読むことで、電験の法規について詳しく分かります。まずは、記事をじっくり読んでみてください。


1.電験の法規について

最初に、電験の法規の基本を解説します。

1-1.電験の法規とはどんな科目?

電験は、電気主任技術者として職務に当たるときに必要な国家資格です。第一種・第二種・第三種のすべてで試験科目に法規があるため、きちんと試験範囲の内容を把握することが合格のカギとなるでしょう。また、実務を進めるときにも、関係法令に従うことが必要不可欠であるため、法規を深く理解することはとても重要なのです。

1-2.実際の試験問題の出題傾向は?

電験の法規は、電気法規(保安に関するものに限る)および電気施設管理が試験の範囲です。従来は、電験の法規は法令知識の暗記が重要だとされてきました。しかし、最近では計算問題の出題率が上がっており、単なる暗記学習だけでは得点が上がりにくくなってきているのです。今後も出題傾向が変更になる可能性もあるので注意してください。

1-3.電験の難易度・合格率は?

電験の難易度や合格率は、以下を参考にしてください。第一種と第二種は平成28年度の結果で、二次試験合格率です。第三種は二次試験がないため、一次試験の合格率を示しています。

  • 第一種:2.8%
  • 第二種:4.3%
  • 第三種:8.5%

いずれも合格率が10%を切っており、難易度は高いといえるでしょう。3種類のうち最も初級に当たる第三種でも10人受験して1人受かるか受からないか、という合格率です。なお、第三種で法規だけの合格率は、平成28年で14.2%となっています。いずれにしても、生半可な準備では合格は難しいでしょう。

2.電験の法規のポイント

電験の法規のポイントについて詳しく解説します。

2-1.主なポイントは?

電験の法規は、電気技術者として職務を進めるときに必要な法律の知識があるかどうか判断する科目です。従って、関連法令や条文をしっかり理解することが基本となります。また、実務では、電気設備を正しく取り扱うためには計算能力も問われるものです。電験では法規が重要な意味を持つといわれるのは、当然といえます。

2-2.電験合格のために知っておくべきこと

電験に合格するためには、全問正解する必要はありません。法規に関しても、合格点である60点を超えればいいのです。試験当日は、できる問題を確実に解くことで得点につなげましょう。分からない問題に時間をかけすぎると、全体の時間配分が狂って本来なら正解できるはずの問題も手が回らなくなる可能性があります。合格するためには、割りきりも必要なのです。

3.電験の法規の学習法

電験の法規の学習法について、詳しく解説しましょう。

3-1.電験の法規の勉強方法・ポイント

電験の法規は、文章問題と計算問題をバランスよく勉強することが大切です。また、よく出題される条文や数字を暗記することも必要でしょう。独学で勉強を進める場合は、得意分野に集中しがちですが、苦手分野も幅広く手をつけてください。出題範囲をまんべんなく勉強しておけば、万が一今までと出題傾向が変わっても慌てずに対応できます。

3-2.おすすめのテキストや講座について

独学で合格を目指す場合、市販のテキストや通信講座を活用するといいでしょう。たとえば、当SATでも第三種電気主任技術者パーフェクト講座をご用意しています。電験三種の合格に必要な知識と回答力が無理なく身につき、独学の不安を解消できると好評です。教材内容は毎年更新・30日間の返金保証など、安心してご利用いただけます。ぜひ、ご検討ください。

3-3.過去問を活用しよう

電験の法規を効率よく学習するには、過去問の活用を欠かすことはできません。過去問を繰り返し解くことで、試験の傾向をつかみ、合格レベルの実力を身につけることができます。過去問は、電気技術者試験センターのホームページからも入手できるので参考にしてください。ただし、過去問だけを解いて満足してはいけません。過去問を暗記するぐらいに解いた後は、市販のテキストや教材など、ほかの問題にチャレンジしてください。

3-4.計画を立てて進めよう

電験の法規は、暗記が多い科目です。試験直前に慌てて時間をさくのでは、準備不足になることでしょう。法規以外の科目と同様、毎日無理なく学習できるよう早めに準備を始めてください。まずは、自信を持って試験を受けるためにも、きちんと学習計画を立てることが必要です。試験範囲を繰り返し学ぶことで、基礎知識が頭に入るので解答スピードも上がることでしょう。

4.電験の法規に関するよくある質問

最後に、電験の法規に関するよくある質問に回答します。試験合格を確実にするためにも、それぞれ参考にしてください。

Q.暗記が苦手な場合はどんな学習法が効果的?
A.暗記が苦手な場合は一夜漬けなどの短期記憶が難しいため、なるべく長期にわたって繰り返し学ぶことをおすすめします。たとえば、単語帳などを活用して1日1~2個の項目を学ぶようにするといいでしょう。何回も繰り返すうちに、自然と覚えることができます。

Q.法規で満点を取れば電験三種に合格可能ですか?
A.残念ながら、法規で満点を取るだけでは電験三種に合格することはできません。合格には、すべての科目で60点以上となっている必要があります。法規の学習だけでなく、ほかの科目についても並行して学習していきましょう。ちなみに、電験三種の試験科目は、法規・理論・電力・機械の4つです。

Q.電験に科目合格制度はある?
A.あります。科目合格制度は、翌年と翌々年まで有効です。有効期間内の試験で、科目免除を申請してください。たとえば、法規が合格していれば、そのほかに不合格になった科目だけを受験できるので有利です。ただし、受験申し込みの際に申請を忘れないように注意しましょう。

Q.過去問を勉強しても出題傾向が変われば意味がない?
A.確かに、出題傾向が変われば楽に得点しにくくなるのは事実です。しかし、過去問を解くことで本番の出題形式や時間配分に慣れることができます。落ち着いて問題を解くことも合格のために必要なことと考えれば、大きな意味があるといえるでしょう。

Q.電験の勉強が思うように進まないときはどうする?
A.何が問題になっているのかを考え、学習計画を見直してみましょう。無理な計画を立てていると途中で挫折しやすいものです。また、独学で進めていてうまくいかないときは、インターネットのコミュニティーなどで相談してみるといいでしょう。気持ちが楽になるだけでも随分ちがいます。

まとめ

今回は、電験の法規について詳しく解説しました。電験を受ける場合、法規の攻略が合格を大きく左右することは事実です。苦手な人はもちろん、確実に合格したい人にとっても、しっかり対策をしておきましょう。過去問を繰り返し解くだけでなく、市販のテキストやDVD教材なども活用することで実力を高めることをおすすめします。普段から勉強をコツコツと続けていれば初めて見るパターンの問題が出ても慌てずにいられるものです。試験当日は、分かる問題から解答していきましょう。