第二種電気工事士になるには?申し込み方法や試験対策を紹介します。

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就職や転職に有利になるよう資格を取得したい、という方はたくさんいるでしょう。
しかし、資格の中にも就職や転職に役に立つものとそうでないものがあります。
企業からの需要が高い資格といえば、電気関係の資格です。
そこで、今回はその中でも比較的取得しやすい第二種電気工事士についてご紹介しましょう。
電気関係の入門的な資格なので、取得したいと考えている方も多いと思います。

  1. 第二種電気工事士とはどんな資格?
  2. 第二種電気工事士の難易度はどのくらい?
  3. 第二種電気工事士の資格を取得する方法とは?
  4. 第二種電気工事士の資格取得までの流れ
  5. 第二種電気工事士に合格するための勉強方法
  6. 第二種電気工事士に対するよくある質問

しかし、試験内容や申し込みの方法、さらに資格を役に立てることができる職場などを知らない方も少なくないでしょう。
この記事を読めば、電気工事士の資格取得の方法から役立て方まで分かります。資格取得を目指す方は必見ですよ。


1.第二種電気工事士とはどんな資格?

始めに、第二種電気工事士とはどのような資格かということをご紹介していきます。どのような場所で必要とされているのでしょうか?

1-1.電気工事士の資格を取得するとできること

電気工事士とは、一般用電気工作物および500kW未満の自家用電気工作物の工事に従事することができる資格のことです。
これだけでは理解しにくいと思いますので、もう少し詳しく説明していきましょう。
電気工作物とは、建物内に設置された受電設備や屋内配線、電気使用設備の総称です。
つまり、電気を使用できるように工事をしたり、壊れた電気設備を修復したりするには、電気工事士の資格が必要になります。

1-2.電気工事士の種類

電気工事士には、第一種と第二種の2種類があります。
第一種は500kW未満の自家用電気工作物と一般用電気工作物の電気工事が可能です。
自家用電気工作物とは、工場、ビル、商店などの不特定多数が利用する場所に設置されている電気使用設備のこと。
一般用電気工作物とは、一般家屋や小規模商店、600V以下で受電する電気設備などです。
第二種電気工事士は、一般用電気工作物の電気工事だけができます。
つまり、第二種電気工事士は、小さな個人商店や一般住宅などの電気工事はできますが、工場や商業施設などで使われる大規模受電施設の場合は、第一種電気工事士の資格が必要です。
とはいえ、一般住宅や小規模商店の電気工事の件数も少なくはありません。取得しておいて損はないでしょう。

1-3.電気工事士の資格だけではできない電気工事とは?

ネオンサインなどの特殊分野の電気工事、さらに非常用予備発電装置の工事は電気工事士の資格を取得していても行えません。
しかし、これらの工事ができる資格は電気工事士の資格を取得し、実務経験を5年以上積めば講習を受講することで取得できます。
また、第二種電気工事士の資格を取得している方向けの資格に「認定電気工事従事者」もあるのです。
これは、自家用電気工作物のうち、簡易電気工事を行うことができる資格。
これも電気工事士の資格を取得していれば、講習を受講して取得することができます。
つまり、電気工事士の資格を取得すれば、ほかの電気工事の資格を取得する資格も得られるのです。

1-4.第二種電気工事士の資格をいかせる職場とは

第二種電気工事士の資格をいかせる職場としては、まず「電気工事を請け負う業者」があげられます。
どんな建物や設備でも電気工事は欠かせません。電気工事は無資格では行えませんので、需要は高いです。
また、ビルメンテナンスを請け負う業者からも需要が高いでしょう。ビルメンテナンスとは、ビルの空調や給排水、電気設備などが正常に動き続けるように整備をしたり監視をしたりする仕事です。
設備が故障した場合は、専門の業者が修理にあたりますが、ちょっとした故障くらいは直せるように、資格取得者は優遇されます。
また、3年以上の実務経験を積めば各都道府県の電気担当窓口に必要書類を提出すれば、独立して「登録電気工事業者」になることもできるのです。
ただし、第二種電気工事士だけではできることが限られているので、最低でも認定電気工事事業者、できれば第一種電気工事士を取得してから独立しましょう。