電気工事士の学習法:第一種の技能対策

第一種の技能対策

第一種電気工事士の技能試験は、意外にも第二種の試験よりも易しいと言えます。その理由は、第二種とほとんど内容が変わらないのに、試験時間が1.5倍もあるうえ、候補問題の数も第二種より少ない10種類だからです。第二種の技能試験と比べて異なる点は、三相の高圧線を低圧に変換するトランスの配線が出題されることでしょう。

トランスの結線は、問題によってΔ-Δ結線だったりV-V結線だったりする可能性もありますが、いずれも候補問題に条件が記載されていますので、事前に2~3回以上練習しておけば慌てることはないでしょう。それから、第一種の技能試験では、KIPと呼ばれる高圧用の電線が必ず使われます。この電線は、VVFケーブルのようにワイヤーストリッパーで被服を剥くことができず、必ず電工ナイフを使う必要があります。

しかし、高圧用に被服が厚いというだけで電線には変わりありませんから、被服を剥くことさえできれば、あとは他の電材と何ら変わりはありません。技能試験で高圧の配線が出てくるというと、なんだか格段に難しくなるような印象を受ける方もいるかもしれません。確かに、我々が日常お世話になっている100Vや200Vの低圧配線には出てこないような要素は入ってきますが、しょせん技能試験は机上で組み立てられるだけの内容しか出てきません。第二種電気工事士の技能試験でも同じなのですが、実際に大型トランスや大型電気機器の配線を机上で行うことはできませんから、それらの機材に見立てた端子板を用いて、そこに電線を配線するだけなのです。

これを書いている私自身、電気工事士試験は「技能がある」と聞いただけで最初は尻込みしていたのですが、やり方さえ知ってしまえば、作業内容自体は本当に日曜大工や中学校の技術家庭科レベルなのです。

ドライバーとペンチが使える人なら合格できます。保証します。

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